NO.32 感謝・出会い・ようやく一歩

お世話になりました。ようやく一歩前進です、震災よりまもなく、8年がたとうとしております。先ほど物置小屋が完成し、震災後預かった物や、保管していた家財を、移動することが出来ました。当社は町の中心部で仕事をしていたため、拡張するほどの土地はありませんでしたが、予てより工場移転土地を確保して居た所へ、完成と供に引っ越しをしました。

現在小高には残された工場があり、ようやく改修修理に入りました。先の震災では倒壊はまぬかれましたが、思いの外のダメージを受けました。工場兼住宅は雨漏りや、損傷も激しく一昨年解体しました。残した工場は解体には忍びなく、保管する物もあり残したわけであります。これから先、町中での工場再開は、法律上むりがあるようです。今小高では復興予算もあり、箱物が作られております。今回小高交流センターができたようです。本日センター内食堂にて食事をしました、休日とあってなかなかの賑わいでした。又、予てよりお世話になった、ボランティアの方とお会いし話をした所、解体前のかたずけで、我が家のかたずけに参加していた方と、再開する事が出来ました。ボランティアの方々は、相当の頻度で来られていると思います。震災から8年がたとうとしている今で最、ボランティアの方に頼ることはまだまだあると思います。私自身、ボランティアセンターから、延べ20人ほどの方にお世話になり、更には、会津の仲間12人とお世話になりました。

自宅の解体工事映像は、ユーチューブにアップしております。

タイトルは「南相馬市小高区解体工事」で見られると思います。リアルタイム定点映像で一か月間撮ったものを、5分位に編集した映像です。震災に於けるこのような映像は無いと思います、見て頂ければ幸いです。

お世話になりました、ありがとうございました。