NO. 46 明けましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

新しい年を喜多方で迎えました。元日の予定が無い正月は40年ぶりになります。

私がこの事業で帰郷独立したのは、23歳の時でした。当時小高の地域においては、青年団活動が盛んに行われていました。その活動の中心となったのが、民俗芸能の神楽でした。御神楽は最低でも6人以上の人がいなければ踊れません。お頭だけでも3人が必要です。笛太鼓と口上を述べる者と、更には何十軒ともなれば、十人ほどいなければ、到底出来る物ではありません。今回の震災と原発事故により、ようやく育成した若手が、遠くへと避難して行きました。

この神楽は、小高区の中心部である、旧大字の南小高の神楽保存会の、小正月十四日に当たる、貴船神社の例大祭2007年の写真です。

小生はこの神楽の保存会会長を務めております。神楽を始めた時から震災まで、朝の暗いうちから、暗くなるまで、依頼された家庭の悪魔祓いをしておりました。

34歳の時からは野馬追に携わり、元日は二足の草鞋を履いておりました。

そんな野馬追も、本年度より野馬追功労者となり、元日行事が無くなりました。そんな訳で40年ぶりの朝寝坊の、元日を迎えました。

今年は、貴船神社の例大祭に当たる、1月13日月曜日に社殿前に於いて、御神楽の奉納を考えております。時間は9時頃になると思います。

とにかく保存会メンバーはぎりぎりと、高齢になってきました。

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